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  • 執筆者の写真オンラインカジノなび編集部

ツキを運んだおっぱい芸

前回、芸能界の特攻隊についてお話しましたが、今回は私自身が特攻隊としてブッ込まれたお話です。グラドルデビューして辞めて、路線を変えて再デビューするも売れずひっそり引退、なぜか地下アイドルのマネージャーになるも事務所がすぐ潰れる…「あぁこれからの人生どうしよう」と考えていたときに、こんな電話が来ました。

おっぱい

おっぱいを強調して芸能界の大物スポンサーと

「さりぃちゃんもう芸能界の仕事はしないの?大物スポンサーとのお茶会があるんだけどこない?」と知人芸能事務所社長から連絡がきました。


グラドルとしてまっったく何の爪痕も残せなかったので、芸能界には未練がタラタラ。

「これ、もしかしたらワンチャンなんかあるんじゃないの?!」


おっぱい

私は「行きます!」と即答し、チャームポイントであるKcupのおっぱいを強調してお茶会に臨みました。

指定された場所は港区(だったと思う)のいかにも豪華そうなホテルのロビーでした。そこには社長と、いかにも“金持ってま〜す!” 系のお爺ちゃんと容姿淡麗の美女が5人いました。美女達の職業は、フリーのアナウンサー、グラビアアイドル、ライブアイドル、女優、声優と本当に豪華でした。


おっぱいの一発芸をかます

大物と美女達の前でおっぱいの一発芸をお披露目。

社長は気持ちいいくらいにお爺ちゃんにペコペコし、女性陣も我先に!と媚びを売っていました。ここで普通にしてても覚えてもらえないなぁ〜と思った私は、飲み会でウケたネタを一通り話して、おっぱいで一発芸をしたりしました。

その一発芸とはおっぱいにボールペンを軽く挟んで、それを思いっきり谷間をぎゅーっとして見えなくして「あれ!ボールペンがなくなっちゃった!」という恐ろしいほどくだらないものです。

美女達は失笑していましたが、意外とお爺ちゃんにはウケました。

1時間ほどして2000円を超えるバカ高いロイヤルミルクティを飲み干して、お開きに。



求む!超有名芸人司会の番組のアシスタント

お爺ちゃんは笑ってたけど多分何もないだろうなぁと落胆していました。

ーが!

その日の夜、興奮気味に社長から電話がかかってきたのです。

「さりぃちゃん!すごいよ!君持ってるね!スポンサー(お爺ちゃん)が会いたいって!」

ま、まじか!大した手応えは感じなかったけど、気に入ってもらえたなんてラッキー!

「今週また打ち合わせしたいって。実は彼は某キー局の新番組のアシスタントを探しているんだよ!メインMCは超有名芸人さんだよ!!」

ぶっ。


飲んでいた酎ハイを思わず吐きました。あのお爺はそんなに偉い爺だったのか!これは次回気合い入れないと…!



指示は水着持参

私は1週間禁酒しエステにも行き、なんとか仕事に繋げよう!と必死でした。

それが打ち合わせの前日に、同席予定だった社長が「別件で行けないんだけど、大丈夫だよね?」というのです。当時はもうすでにアラサー。別に1人でも問題はありません。

ですが了承すると安堵した社長はいうのです。

「あ、水着忘れないでね!」と、水着を持って1人でスポンサーのところへ行くように指示をうける。


ん?水着?

いや、打ち合わせで水着って全然ありだけど、待ち合わせは前回と同じく高級ホテルのラウンジ。「どこで水着になるんだ?」と一抹の不安を抱えつつ「他の子もいるのかな」と呑気に、当日を迎えました。



スポンサーにホテルの離れに連れて行かれて…

前と同じホテルのラウンジに行くように指示を出され、5分前に到着するとお爺ちゃん…いや、お爺さまが手招きします。


「よし、今日も2000円のミルクティを飲むぞ!」そう意気込んでいると、スルッとラウンジを通過し、なっがい廊下を歩くこと5分。

到着したのは高級ホテルの離れでした。普通のホテルとは違ってマンションのような一室の前に着くと、お爺さまは「ここだよ」と満面の笑み。

「え、ここ?ここに他のアイドルたちもいるの?』と混乱する私。

その部屋の一室を開けてみるとーーーーーーーーーーーー。(来週に続く♡)




 

吉沢さりぃ

プロフィール

名前:吉沢さりぃ

ド底辺グラドル兼ライターのシンママ 。フリーランス。著書→『グラビアアイドルのぶっちゃけ話』『最底辺グラドルの胸のうち』『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』漫画→『帰ってきたド底辺グラドルさりぃ』アサヒ芸能で連載中。

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